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GSX ボラードの新作「BOLLARD GT」。
懐かしいオールドチタン色を採用した限定モデルです。
最初のモデルはいきなり限定モデルです。

実物のお披露目は「GSX EMOTION」で夏。

その後、青山の店舗で展示を期間を決めて行います。

今度のボラードは「軽くて」「頑丈(頑丈は昔からだが)」。
10気圧防水で水中にもっていける(操作はしないでね)。

最初のモデルは、黒と赤のコントラスト、カーボンのフェイスとなっています。
その後、ブラックIPケースを予定していますが、それはチタンにDLC(ダイヤモンドライクカーボン)の仕様となります。

BOLLARD GTのリューズは、操作性とデザインを融合させたものです。
最初のモデルはケースに懐かしいマットチタン(チタン製)、リューズなどのボタンには鏡面仕様が施される。
このリューズは、もちろんGSXのためにだけ特別に作られたもの。
スクリューロック方式。

今までのボラードは宇宙や空を意識してマットケースやデザインが施されてきた。
GSX2000では、カーボンと黒いIPケースによって「スピードレース」をテーマにしたものも発表した。

今回のテーマは「防水性」をあげて、グランドコンプリケーションをつくること。
その防水性をあげるために時計はいろんな工夫がされた。
また本当に海中で装着することを想定して、動作性も向上させることになった。

そこで、軽量で、硬い「チタン」をGSXでははじめて採用した。
「防水性」をあげて「海中」での利用も想定するということは、つまり、「船」や「潜水艦」のイメージをボラードに与えようということです。
そうして「未来の潜水艦」「船舶」をイメージしたデザインを考えてきたのです。
そのひとつの例が「リューズ」。潜水艦やジェットシップなど、実際にはこのようなものではないが、F1マシーンのパーツなどを参考に検討したものです。
もともと、BOLLARDの意味は「錘」の意味がある。アンカーが船などについているもので、移動するものであれば、ボラードとは船などをつなぎとめたりする「不動」の「錘」です。
車止めも「ボラード」と呼びます。石原裕次郎さんもよく波止場で片足をのせていました。

もともと海がイメージにあったものであるが、現行モデルは、音を発するため、裏ブタに穴があり「防水性」は3気圧までしかもてなかった。

また音量の関係で「チタン」はつくることができなかった。

そこで実際に5年の歳月をかけて「ずーーーと、開発してきた」のが今回のボラード。

スクリュー式プッシュボタン。
つまりねじ込み式になっているプッシュボタンです。
防水ということを考えた場合、ひとつは「ケース」の形状からの防水性(張力)と、「ラバーパーツ」を使うことでの侵入を防ぐことが最も有効でありますが、
もうひとつ有効なのが「蓋をする」ということです。

これはつまりボタンが動かないように固定するという意味と動かないことでラバーパーツが確かな蓋の役目をするという意味です。
逆に言うと、正しくこのパーツが、プッシュボタンをこていしていないと、中途半端なままパーツを固定することで、侵入させてしまうこともあるわけです。

しかしGSXの固定は「正しく」「まっすぐに」「リューズを固定します」。
しかもかたくではなく、ほぼ適度に。
リューズの周りには、大きなリューズガードを備え、ひっかかることを防止しつつも、リューズがぐらついて防水性が落ちるのを防ぐ。
プッシュボタンはスクリュー式の円筒パーツがプッシュボタンを完全に守ってくれる。
その円筒のパーツはさらにケースの中へと固定されるます。
新しいボラードは10気圧防水です。
空気中で音が聞こえるようにするにはこれが限界でした。

裏から見ても格好いい時計。
それは裏にも表と同じだけのデザインと手間をかけることを意味します。
このスピリットこそ、香港でつくられる時計との差を最も感じる部分であるとおもいます。

たとえば機械式の場合、シースルーバックにして機械を見せるとします。
その場合、機械を美しくすることが最も大事です。

初期のスマートでは、機械の美しさにこだわれなくて、単純にスケルトンだというだけでした。
だから、ガラスに楽しいデザインをしたり、テンプにデザインをしたりコストをかけました。
機械を美しくできないのは、私たちが機械の供給を受けていて、大量生産でないと機械自体の特殊な加工を受けてくれないからです。

もともとGSXは大量生産をしていないし、そこまでの知名度を持つことを考えていないいぶし銀のようなブランドだから(笑)、
供給されるものをうまく見せていくことに主眼を置かざるを得なかったわけですね。

しかし、機械を見せない場合ならば、ある意味、コストをかければいろんなデザインや形を実現できます。

たとえばサンダーバードのスマートはこりまくった。
だから、もうサービス価格のようなものでした。

9000GTでは立体的な機械をめいいっぱい見せました。
しかし、実はあの機械は裏からとりだすことができないのです。
ドンブリのように底辺がつぼんでいるからです。
機械見せることで、わかる人には「どうやって入れたのだろう」という疑問がわきます。
つまり見せてはいますが、このデザインの肝は「ケースの底辺のつぼみかた」と「ケースバック」のバランスということになります。

602では、あえてスモークガラスで機械を見えなくしているシースルーバックもあります。
この場合でも、ケースバックのデザインに主眼をおいていて、表のオーソドックスなデザインに対比して、裏の未来的な形状のバランスをテーマにしています。
600シリーズは、「銀河鉄道999」のように、見た目はSLだが、中身は最新鋭であることがデザインの根底にあります。

ボラードのケースバックの場合、第一に「音色」を美しく発することが大切な条件になります。
その他でも、ケースと色を変えることで「厚さ」を薄く見せる視覚的要素や、時計の重量がおもいため、
腕に時計を付ける際のバランスをとる役目もあります(9000GTも同様です)。

しかし今回の時計はチタンでできているため、重量バランスの問題も音色の問題もほぼ影響がありませんでした。

そこで今回のボラードはスポーツシーンでの利用を意識した、腕にフィットしやすい平面形状を採用しています。

ボラード特有のラチェット式バックルも採用されています。
このラチェット式は、腕周りにジャストフィットさせるために、手動で何段階かの腕周り調整ができる機構です。
腕周りは朝昼晩、体調で微妙に変化をします。
その変化に対応できるのです。

チタンのケースバックであることは「ニッケルフリー」であることを意味します。
もともとGSXの時計はニッケルがでにくい素材としていますが、今回のチタンは金属アレルギーのほとんどの方に有効となっています。

NEW ボラードのケースバックは、実用からデザインがおこされています。

NEW ボラードのファーストモデルは限定生産200本の予定。
すべての時計にシリアル番号が刻印されます。
一般販売は150本を予定しています。

文字盤は反射でグレーに見えますが、実際は黒いカーボンです。
また、短針長針は写真ではグレーですが実際のものは「白」となります。

くれぐれも文字盤は黒です。
ケース、ブレスは「チタン」でできていて、懐かしいマットなチタンカラーです。

この文字盤の色が一番近いかもしれませんね。
リューズとプッシュボタンはポリッシュ加工となっているのもわかりやすいですね。

新ボラードは、直線的でシャープさが特徴です。
GTRでいうと、箱スカを現世にリファインして復活させた感じ。
NEW BOLLARDのネーミングは、
「GSX BOLLARD TSG」
TSGとは「チタン・グラン・スポーツ」の略です。
グランドコンプリケーションでありますが、今回も「グランドコンプリケーション」であることが一番の目的ではありません。
ボラードのテーマはかわらず。
「驚き」「感度」「機能美」です。
価格は18万円前後を予定。
チタン製であるのに、今までのボラードと価格差はほとんどありません。
最初の限定モデルは特別な価格設定を予定しています。
写真のものは限定で本年度秋発売。
200本の生産を予定しています。
試作品のお披露目は夏の東京のEMOTIONで展示を行う予定です。
2009年4月・5月voice:Nより抜粋

voice:N クリエイティブ・ディレクター石田氏による、
開発の思い出や日常の色々なことを日記形式で紹介はこちらでご覧になれます。
http://blog.livedoor.jp/noritakaishida/
その中から「GSX602」に関する記事を抜粋して掲載しています。

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