西暦20XX年。
人類は医学の進歩で 若さを保てるようになり
永遠の命を手に入れた
そのため人口は300億を超え すでに地球では自然が破壊され住めなくなり
人類は 宇宙空間や銀河系のほかの星で生活をするようになっていた。
銀河系政府は、人口をコントロールするために
感情を人類から奪い 生命の誕生・死をもコントロールするようになっていた
1月1日に政府が必要とする数量の人類を人工的につくり
12月31日に政府は150歳に到達した人間を処分するのである
150歳を迎えた人間は その年の12月24日 昔「クリスマス・イヴ」と呼ばれた日に
人工的に再生された その昔 地球と呼ばれた「エリアEVE」へおくられる
150歳を迎えた人間は、過去とそこではじめて出会い
時計の形状をした「感情製造装置」を腕に装着する
そのマシーンからは 奪われた感情と 創られた過去 そして夢を与えられる
そして25日から最後の7日間を人間らしく自由に生きることが許される
しかし感情を忘れて 人を想うことを奪われた人間は
与えられた7日間の使い方を知らない
人はこの7日間で 夢をかなえることはできない
誰かのために なにかをできることもない
ただ 恋する という感情を知るのが精一杯である
だから「感情製造装置」は「ラヴ・マシーン」と呼ばれるようになった
人は何故 人を想うのだろう
人は何故 時間を大切にしないのだろう
もし 7日間しか時間がなかったら あなたは人をどこまで 想うことができるだろうか?
僕らは 与えられた時間の使い方を知っているだろうか?
西暦20XX年の人間は 「エリアEVE」に来て 涙を流すという行為を見る
そして7日目に 涙を流すことがどういうことなのかを知る