GSX500 INSECT GSXは、大人のデジタルを意識したラインとして「GSX500インセクト」を発表しまし た。GSXは、個性をテーマに「質感」「存在感」を打ち出してきましたが、この「500」は、今までの時計造作を根底からくつがえす程のインパクトをもった造形美学に徹底したデジタル・ウォッチです。さらに手作りによる徹底した品質管理を「純国産」で実現し、複雑でありながら、絶妙に組み合わさったパーツとパーツの集合体が滑らかな美しいア-ティカルな印象を演出します。インセクト=昆虫を指し、時計のデザインには、古代昆虫の三葉虫やかぶとがに、「H.R.ギーガー」のエイリアンの造形美を参照にしています。
美しさを表現するということは難しいことです。それは人によって感性が異なるからです。GSXは美しさを形でとらえるのではなく、質感や使い心地を追求することで実現しました。そして、その結果が「美しいフォルム」であるという結論にたっしました。広い年齢層、広い使用用途に対応しつつ、品格をもち、知的で、つい覗きたくなるような魅力を提供することをテーマに「機能を追及」することにかける費用を全て造形の創作に費やしました。
その複雑なパーツの集合体は当初予定していたステンレス・スティールでは加工が困難であるため、プラス素材を使用していますが、表面加工を職人がステンレス・スティールと同様に、同じ素材を使用し丹念な仕上げをしているため、ステンレスと同等のほぼ近い質感と耐久性を持ちます。この加工はステンレス・スティールを用いることと同じコストがかかります。この造形のために手間とコストをかけました。このように、「500」のインパクトは「重なりあい、共鳴しあう金属の美しさ」と言えます。
500は極めて特殊なカテゴリーに位置するモデルといえます。カジュアルウォッチというには単純すぎる、「品格」「質感」「存在感」を持ち合わせます。今まで、「デジタル」は玩具だという認識を持っていた年配層にも充分通用しつつ、若い世代には、「なんか他のとは違う」という確かな印象を与えます。それでいて、価格はファースト・モデルは戦略的に買い得感の強い構成をしています。ストリート・ウォッチというカテゴリーから外れつつ、高額な舶来デジタルとはまた異なり、最近の傾向である「機能の追及」をあえて拒否し、単純に「使用していてカッコイイ」という「感覚」だけを大切に表現しました。デザイナーは「寺島かおり」。女性時計デザイナーで、セイコーのデュ-アなどを手がけます。クリエイティブ・ディレクターの石田の意向での採用で、「デュ-ア」の女性的な感覚をもつ「男」の装飾品をという方向性から、前述のテーマを決定し、この造形の生産に至りました。
バンドのケースの一体感、バンドの弧を描くしなり具合、全方位から見ても変わらないデザインの存在感、そして、装着時の「使い心地」。どれもが、今までに体感したことのない未知の感触であること。この「共鳴しあう金属の美しさ」は言葉に表現することは不可能です。
特徴
●品質....ブラス素材にステンレス合金塗装。仕上げはステンレス同様のメッキ。
●防水....5気圧生活防水
●ELバックライト搭載。ストップウォッチ、ペースメーカー、アラーム、時報。
●Wストッパーバックル。ショック・マルチ・アジャスタブル・ピース採用。
●INSECT=昆虫。個別パーツでありながら、絶妙に組み合わさる芸術的造形。
●鉄の頑丈さのインパクトを与えつつ、女性的なラインの美しさを持ち、スーツからラフスタイルまで広い範囲での使用ができます。又、男女の区別もなく、大きな時計をする女性にも充分対応できます。98年10月10日現在の購入層の平均年齢は26.7歳。男女比8:2。
●GSXは形式番号で、基本的にモデル名称としています。「GSX500」という呼称がその表現です。それは「ベンツ」が「Eクラス」、「BMW」が「3」「5」「7シリーズ」と呼称し、どのクラスの、どのモデルに乗っていても「ベンツ」、「BMW」と呼称することに起因しています。最もシンプルで、かつ、哲学、理想、思想を追求した形であり、時計も「理想を追求」し、「思想」を提案する時代になったと考えます。
●ボックスは2000年の「リサイクル法」に基づき、子供が素手におき分解し、分別破棄できるように、かつ、耐久性を兼ねたものとなっています。
●全パーツ、全生産工程、全てのデザインにおける、このモデルに関わるすべては「日本国内」でのみで行われています。現在日本において、全ての工程が日本国内で行われる時計はこの「GSX」以外には一切ありません。 |